講習内容

五楽塾の目的

~真の整体師を目指して~

どの町にもいた個人医院のドクターは、来院する家族のことを、とてもよく知っていました。

お年寄りの具合が悪と聞けば往診し、子供が発熱すれば、必ずその個人医院のドアを叩きます。生活環境や家族歴もわかっていま
すので、「お父さんと同じように扁桃腺が腫れたねー」と、子供に語り掛けたりします。何世代にもわたって多くの家族を見守っ
てきた主治医は、患者の目を見ながら真正面から診ていました。「痛みの声」をちゃんと聴いてくれました。そして、「つらい箇所」をしっかりと触って診断してくれました。親はそんなドクターの姿勢に安心を得ていました。

でも今は、いなくなりました。

今は、大病院化と細分化された医療の中で、このような家族に密着した医療は失われつつあります。
整体師は、代替医療の一部分を担っていますが、国家資格ではありません。
もちろん病気の診断や治療・投薬も出来ませんが、豊富な知識と高い整体技術を駆使すれば、家族ぐるみでお付き合いして頂ける
心身のプロフェッショナルな整体師として、昔の主治医の抜けたポジションに代わることが可能だと思います。

当塾の考える「真の整体師」とは?

「昔のホームドクターのように、クライアント家族に密接に寄り添い、家族構成から各々の疾病や生活習慣の傾向まで把握し、世
代を超えて体調を管理維持する施術を提供し、時にはメンタル面もサポートできるセラピスト」と考えます。
つまり、

家族密着型の心身のセラピスト = 真の整体師

を育成することが目的です。

実際に塾長は、25 年以上、毎月欠かさずに4 世代にわたり定期的にお付き合いしている家族が数多くいます。

赤ちゃんからお年寄りまで、柔軟に施術できる高い技術が、その長いお付き合いを可能にし、家族全体に対する健康への相談やア
ドバイスが「安心」という保険として機能しています。
このような厚い信頼関係の中からは、自然と困っている人への紹介・口コミが多く発生します。高い能力を持ったセラピストのニーズはとても多いということですね。

このように地域・家族に密着した関係で、様々な健康上の問題の手助けができ、喜ばれる整体の仕事は最高! と言えます。

 

 

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塾長

佐藤均整指導所を28年間運営し6万人以上に施術。整体スクール五楽塾の塾長。車とワンコに囲まれた生活を愛する。

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